カップリングコンデンサーとは…

 昨日のブログでの予告の通り、カップリングコンデンサーをASCからJENSENに交換してみました。
カップリングコンデンサーについては、色々な種類があることをこのブログを読んでくれている方々から教えて頂きました。
JENSEN、SPRAGUE、BLACK CAT、東一、etcetc…。
デフォルトなら、数百円なのが数千円になる訳です。
しかし、それだけの効果があるのかと非常に懐疑的でした、SV-2(2007)もJENSEN化しましたがエージングに結構な時間をようするとか…「そんなに?」これではエージングが終わった時に効果があったか判断するのは不可能に近いと言うか、同じアンプを横並びにしないと分からないではないでしょうか?

 ただ「チューニング」と言う麻薬的言葉が好きな私にはたまらない作業です(笑)

そんなカップリングコンデンサーの交換ですが実際どうだったのでしょうか?

どうです、この黄金色に光る巨体…なんとか取り付けました  (SANYO XACTI HD-1)


 SV-722(C22)のチューニングは、楽しいところがあります。
あれだけ苦戦したC22ですが、ボンネットを開けるとカップリングコンデンサー交換の前にその配線を見て「そう言えば、アースの取り回しでノイズが変わるし、嗚呼、ここの配線ももう少し綺麗に取り回ししたいなぁ…、ここもタイラップバンドで結束したいぞ…」等々ついつい色々してみたくなります。
この醍醐味は、自作やキットでしかない楽しみだと思うのです。
メーカー製なら、決められたコストや設計図通りに作成しないと品質が保証できないし、タイラップバンドも好きなだけ使えない等々、そこが個人の感覚て自由にできるわけですからある意味贅沢なものです。

 そんなこんなで、カップリングコンデンサーの交換は後回しになりました(笑)
JENSENのコンデンサーに決めた経緯は特段ありません。
「カップリングコンデンサーの交換はなんでも効果があるらしいぞ」と聞いた時点で、目についたコンデンサーがサンバレーさんで販売されていた「JENSEN」でした。
どうです、このJENSENのコンデンサーのまばゆいばかりの黄金色。
デンマーク製らしいのですが、今までの経験で見た目と音はリンクしている体験より、このコンデンサーは「キラキラ」した音ではないかと予想した訳です。
私の音の傾向が、SV-2(2007)+SV-18D(OTL)ですからパステルカラーとサイダーに更に何かをプラスして「キラキラ!シュワーッ!」といきたい訳です。
もちろん、サンバレーさんの店主日記を「JENSEN」で検索したことは言うまでもありません(笑)

 交換そのものは、リードや本体が他の部品のリードと接触しないように保護チューブを通して、基板から落ちないように且つ治まりが良い位置を探して三次元的にリード線をベンディングしどうにかこうにかハンダ付けをすることが出来ました。
ハンダ付けした後の写真がブログの写真ですが、どうです、この異様「うっとり」してしまいます(笑)

 さていよいよ試聴です。
出てくる音は…
 SV-2(2007)で「エージングに相当時間がかかる」とのことで「C22を交換したけど差が分からない可能性大だなぁ、だって見ろよこの図体。『エージングをたくさんして下さい』と言わんばかりじゃぁないか…いきなり音に変化が現れる訳ないよなぁ…オイルを暖めるだけで相当時間がかかりそうだよ」
なんてぶつぶついいながら、電源ON。
すると暖気中に奇妙な音がSPからしました「ブチ?…」嫌な予感がします…。
無事電源が入り、無音状態でノイズのチェックです「?…なんか前よりノイズが大きいような…」Rchからはボリュームmaxで「ミューっ」みたいな音が聴こえます。
(…しまったかなぁ…)正直焦りました。
実は、これはアースの取り回しをした時に余分なことをしたのではないかと現在考えています。
その内容は後日…。

 最初は、スターデジオのハワイアン、変化が掴めません。
「やっぱりなぁ…」
嫌な予感がつのります、次が十八番のMALTA "BALLADS"よりEVENING CLM,The only name missing is…etc.etc。
「えっ?」
十八番を聴きだしてまず、音が「ゆたか」になった気がしました。
「気の迷いじゃぁないの?投資した訳だから『音が良くなった』て言う思い込みじゃぁないの」
なんて疑心暗鬼は変わらず、徐々にアンプは暖まってきています。
「いや…確実に違うぞ…」
そうなんです、これは驚きです。
「ゆたかさ」に加え言葉で表すのが難しいのですが、音が「綺麗になり」「響きがゆたか」です。
綺麗な生き生きとした音がしています。
私は、どちらかと言うと小音量派なのですがこの小音量で音が「いきいき」とするのは真空管でも結構難しいものなのです。
しかしですよ、プリアンプのカップリングコンデンサーの交換は、非常に敏感に反応するようです。
私はJENSENを選択しましたが、もっと「濃い音」が欲しい人などは違う選択肢がきっとあるのでしょう。

 諸先輩方がカップリングコンデンサーの交換の効果をコメントされていますが、真空管アンプ歴の短い私にも分かるこのチューニングは非常に効果的でした。
またSV-722は、こんなチューニングに対し敏感に反応するアンプなのだと思います。

しばらく、このJENSE SV-722(C22)で音楽を聴き込んでみようと思います。
Commented by Rocky at 2009-04-06 08:39 x
私より上手に装着されていますね。

私がJENSENを付けたのは真空管の交換と同時で、それもずいぶん前のことなので、JENSENの効果について、今ではうろ覚えの状態でした。
今回は新鮮な気持ちで読ませていただきました。

しかし、JENSEN化はキット屋さん推奨ですが、キットをどこまで改造していいのかはいつも悩むところですね。
Commented by altum at 2009-04-06 11:24 x
nallyさん、おはようございます・・・もう、こんにちはかな?(笑)
カップリング・コンデンサー交換、お疲れ様!部品交換もスムースに
出来るのは・・・自作のお陰!ですね、メーカー製だと回路図が有れば
出来ますが、無いとなると手探り、基板と睨めっこの時間が長い(笑)
私のプリは全段カップリング・CはこのJENSENに交換、お陰で隙間が(笑)
音は、以前にも書いた?フイルムよりも大人しく(素直な音?)なっています
私が注意しているのは極性、バーが引いて有る方が外?ケース側、この方をプレート側に繋ぎます
電解と違って、ケース側にバイアス電圧(この場合+B)が掛っていると雑音(誘導含む)に強くなる
むか~し、アンプを作り始めた時期に在る本に書かれていた!と、記憶して以来、守っていますが
50年にもならんかと言う昔の記憶なので、間違っているかも?です(笑)
Commented by rhr_nally at 2009-04-06 12:52
Rockyさん
こんにちは、お褒め頂き光栄です。
いやぁしかし、苦労しましたよ。最初は「JENSEN」て見えないのに気付き
「折角だからブランド名を見せねば!」と思いこうしました。
実は、自分でも「結構いい感じじゃぁない?」と自画自賛です(笑)
サンバレーの大橋さんは、「C17だけでよい」とのことでしたが
個人的に「いやぁバランスがさ」と思い双方交換した次第です。
 チューニング範囲の悩みはよく分かりますね。
でもチューニングなんて行為はメーカー品では出来ないですから。
Commented by rhr_nally at 2009-04-06 12:55
altumさん
こんにちは、この手のコンデンサーの極性は電解コンと違うから
「ない」のではないかと思いましたが、結構重要みたいですね。
JENSENにする前に、指摘頂いた方もいらっしゃいました。
なんでも、722も私の買った最近のタイプと過去のタイプでは方向性
も変わったらしいのです。
でもこのコンデンサー、なかなか面白いです。
今夜も時間が取れれば、聞き込んでみようかなぁと。
そうそう、altumさんのブログに凄い数のJENSENが並んでいたのを
思い出します。壮観な絵ですよね(もう一度見てみます!)
名前 :
URL :
削除用パスワード